会社沿革
当社は先々代山中正親が明治年間より食品の加工を主生業としていたのが前身です。長年にわたり珍味業界の発展のため努力を続けてまいりましたが、食生活の向上に伴い、珍味が広く世の中に受け入れられる時期を迎えたことから、昭和30年4月1日有限会社五魚福として再発足しました。
当初、いか製品、魚介類の加工品の販売が中心でしたが、あくまでも「酒の肴」として味にこだわったおつまみの開発・品揃えにより酒類小売業への販路開拓に成功、また全国の有力酒類問屋と特約契約を結ぶことにより徐々に規模が拡大し、昭和45年1月8日株式会社伍魚福に改組いたしました。
この間、当社の登録商標であるいかなごの「くぎ煮」・「有馬煮」、牛肉の佃煮などが、神戸の特産品として脚光を浴び、国鉄(現JR)の新神戸駅、大阪国際空港(伊丹)など各有名店で販売されるようになりました。
また、当社の全国に広がる協力工場ネットワークを生かして開発したチルド珍味シリーズは、よりおいしいもの、酒に合う肴を求める消費者のニーズに合致し、現在では全国で約4,000店以上のスーパーマーケット・有力酒販店などで伍魚福の「酒の肴・パーティーフーズ」コーナーとして定着しています。
さらに平成12年5月に「酒の肴仕入カタログ」を発刊し、業界初の卸通販(B to B)事業を立ち上げました。350種類を超える酒の肴がカタログ一冊で仕入れられるという利便性から、全国の酒販店・食料品店に大変好評を博しています。
当社は、世界の素材を日本へ、日本の食文化を世界へ広げるグローバル企業として常に新しい商品開発に挑戦しています。また、近年重要視されている食の安全にも真摯に取り組んでまいります。「TEAM GOGYOFUKU」をスローガンに全社一丸となって経営の品質向上に取り組み、お客様に喜んでいただける企業づくりをめざしています。
昭和25(1950)年 | 山中正親が神戸でスルメ加工業を創業 |
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28(1953)年 | 山中直次郎、山中勉が神戸で再創業 |
30(1955)年 | 「有限会社 五魚福」設立、初代社長に山中直次郎 |
39(1964)年 | 酒販店ルートに販路拡大 |
41(1966)年 | 山中勉が社長に就任 |
45(1970)年 | 「株式会社 伍魚福」に改組 |
46(1971)年 | 鉄道弘済会(キヨスク)との取引き開始 「いかなごのくぎ煮」商品化 |
47(1972)年 | 現本社ビル竣工 |
48(1973)年 | 「経営理念」策定 |
55(1980)年 | 全国酒食品問屋へ販路拡大 |
62(1987)年 | 「くぎ煮」商標登録 |
63(1988)年 | 商品科学研究所創設 |
平成元(1989)年 | 物流センター竣工 チルド珍味「酒の肴全国津々浦々」発売 「ふるさと小包」取引き開始 |
3(1991)年 | 全国の大型酒販専門店へ販路拡大 |
12(2000)年 | 「スーパーマーケット・トレードショー」へ出展 通販カタログ「酒の肴仕入カタログ」発行 |
14(2002)年 | 通販システムで全国有名問屋と提携 「酒の肴仕入れWEB」開設 |
15(2003)年 | 東京チルドセンター稼働 第1回「いかなごのくぎ煮コンテスト」開催 |
18(2006)年 | 山中勉会長、山中勧社長就任 珍味情報誌「GOGYOFUKU MUSEUM」発行 |
19(2007)年 | 商品情報データベース「eBASE」導入 「くぎ煮検定」スタート |
22(2010)年 | 「伍魚福コトPOP研究所」設立 |
23(2011)年 | 新ロゴマーク制定、CI導入 |
24(2012)年 | 第1回「伍魚福家飲み川柳」実施 第1回「いかなごのくぎ煮文学賞」実施 |
25(2013)年 | 阪神百貨店梅田本店に直営店「KOBE伍魚福 阪神梅田店」出店 駒林神社に「いかなごのくぎ煮発祥の地」石碑建立 |
30(2018)年 | 商品科学研究所リニューアル |
令和元(2019)年 | 第1回「伍魚福市」開催 |
4(2022)年 | 「KOBE伍魚福 阪神梅田店」リニューアル 神戸・三宮に直営店「伍魚福オツマミドコロ」オープン |
6(2024)年 | 小田原の老舗蒲鉾「丸う」を傘下に |