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伍魚福のデザインDesign of GOGYOFUKU
「珍味を極める」に込めた思い
GRAPH 北川 一成さんとの取り組み
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きわみちゃん
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きわみクン
「きわみちゃん」「きわみクン」はGRAPH 北川 一成さんにデザインいただき、2011年に生まれたキャラクターです。
こちらをベースにした動画もつくりました。監督は脚本家、画家、CMディレクター、映画監督、作家などマルチに活躍されている大宮エリーさんです。
北川さんとの取り組みは名刺のデザイン作成からはじまり、後述の「珍味を極める」、そして「きわみちゃん」「きわみクン」と続きます。
親しみやすいハートマークに目玉を模したデザインで、見た目通りの「目に付く」存在感です。
商品パッケージをはじめ、ダンボール、営業車、伍魚福ジャンバー等、様々な場面に登場しています。
商品パッケージ
段ボール
営業車
伍魚福ジャンパー
「珍味を極める」GRAPH 北川 一成さんとの取り組み
北川 一成さん
2006年から使用している伍魚福のスローガン「ちょっとうれしい。エンターテイニングフード」を、より分かりやすく伝えられないかとGRAPH 北川 一成さんとの取り組みで2011年に生まれたのが「珍味を極める」というスローガンです。
言葉のあとには、ショッキングピンクのハートマークが続きます。
覚えてもらえるデザインには「違和感」、「心の引っかかり」が必要だという北川さんアイデアを体現できていると考えています。
違和感をさらに高めているのは「珍味を極める」を略した「珍極」(ちんきわ)です。
企業のロゴなどではあまり見かけない字体を使用しています。
発音も「ちんきわ」。短いですが、その音も一度聞くと耳に残ります。
当初は、社内でも驚きの反応でしたが、「おもしろいからやってみよう」と採用し、現在に至ります。
伍魚福の経営理念「すばらしくおいしいものを造りお客様に喜ばれる商いをする」、そして「神戸で一番おもしろい会社になろう」という伍魚福の目指すところを踏まえたスローガンであり、デザインです。
「伍魚福ロゴ」に込めた思い
喜多 俊之さん、池田家 Creative Laboratory
池田 領緒奈さんとの取り組み
旧ロゴ
新ロゴ
伍魚福のロゴは2011年3月にリニューアルし、現在に至ります。
喜多 俊之さんに監修していただき、伍魚福の契約デザイナーの池田 領緒奈(イケダレオナ)さんに形にしていただきました。
喜多 俊之さん
喜多さんは1969年より日本だけでなく、イタリアをはじめ、国際的に活躍されている環境および工業デザイナーです。
神戸市がユネスコのデザイン都市になったことを契機に設けられた、神戸市の中小企業をデザインの面で支援しようという「デザインルネッサンス神戸プロジェクト」(主催:神戸市産業振興財団)というゼミナール形式の勉強会に2009年に参加したことがきっかけでデザインの監修をしていただきました。
その際は、伍魚福の主力商品である「チルド珍味のデザイン改良」をテーマに参加しました。
一連の取り組みの中、ロゴデザインを見直すことになりました。
実際にデザイン案を起こして頂いたのは、伍魚福の契約デザイナー、池田家 CreativeLaboratoryの池田 領緒奈(イケダレオナ)さん(当時は株式会社サンクリエーションに所属)です。
池田 領緒奈さん
新しいロゴの採用にあたっては、旧ロゴ・新ロゴ含めて一般の方に不美人コンテスト方式(嫌なものに票を入れていただく手法)で意見を伺い、新ロゴの方が嫌われる要素が少ないことを確認しました。
色も「Gogyofuku Blue」と名付け、定義を決めました。
様々な商品に利用することを想定して、CI(コーポレートアイデンティティ)基準書に使用のルールまとめて、2011年3月より使用を開始しました。
「チルド珍味のデザイン改良」(プロトタイプ)集合写真
※現在は同デザインでの商品は販売していません
「一杯の珍極(ちんきわ)」
シリーズ
アトリエスコップ 村田 晴美さんとの取り組み
一杯の珍極シリーズ
「一杯の珍極(ちんきわ)」シリーズは25種類(2024年9月現在)と種類豊富で多彩な商品を楽しめます。
ぎんなん、イカ、チーズ、サラミ、ナッツ等、バリエーションに富んだ色合い、形、味…。いずれもこだわりの珍味揃い、お酒好きにはたまらない味わいです。
この種類豊富なおいしさを、ジャンルに問わず魅力的に見せられることを目指してパッケージをデザインしました。
本品を企画した2013年当時、村田さんは伍魚福のデザイン担当の部署に在籍していました。
村田 晴美さん
- ・パッケージの大きさは統一。たくさん吊り下げて陳列すると形や色がさまざまで楽しめる。
- ・商品名を書いたシールはカラフルなふせんをイメージ。上部のカラーは商品ごとに変える。
- ・商品裏面には、社名の由来、経営理念、商品への思い等、ついつい読みたくなる8種類の文言。
商品のパッケージのデザインは、池田さん、村田さんをはじめとした外部のデザイナー、伍魚福のデザイン部門のデザイナーとともに商品ごと、ご利用いただくユーザーや主要販売チャネルの特徴に応じて売場、利用シーンでも映えるように取り組んでいます。
伍魚福のデザインは代表取締役社長 山中勧がnoteでも、それぞれへの思いも含めてご紹介しています。
こちらも是非ご覧ください。