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“驚き”という付加価値をつける。 vol.04備長炭カシューナッツ
時代のニーズに合わせて、
健康によいおつまみを
真っ黒な見た目に、「ナニ、コレ?」と驚かれる方が多い
伍魚福の「備長炭カシューナッツ」は、2004年から販売しています。
もともとは“健康によいおつまみ”をコンセプトに開発した、
34種類の「薬膳珍味シリーズ」の中の1つでした。
当時、世間では竹炭フードがブームになっていましたが、
私たちが注目したのは備長炭。
竹炭よりも高温で加熱するため、備長炭は不純物が少ないと言われています。
そこで、よりよい粉末備長炭を探し求めました。
また、備長炭と合わせるナッツは、
まだ加工品としてメジャーではなかったカシューナッツを厳選。
形が独特なため、コーティングしても中身が何か分かるからです。
厳選素材と職人の感覚が
独特な食感を作り出す
この商品のおいしさの秘密は、
ナッツの甘みと“絶妙”のピリ辛感のコンビネーションです。
衣はしょうゆ味で甘辛く仕上げ、隠し味に一味唐辛子を使って味を引き締めています。
そして、独特な食感。
表面のバリバリ感と中身の優しい歯ごたえのコントラストが持ち味です。
この食感を作り出すには、職人の感覚に頼らざるを得ません。
たとえば、衣をコーティングする工程では、ナッツどうしがくっついてしまわないよう、
季節やその日の天候によって微妙に投入する砂糖水の量をコントロール。
その後、コーティングしたナッツを焙煎機へ入れ、
途中、何度も中から取り出し、焼き加減を確かめます。
この工程こそ、まさに職人技。
ナッツの転がりぐあいや色、ちょっと触った時の感覚で、
状態を見極めなければいけません。
焼き加減があまいと湿った感じになり、
焼きすぎると表面がひび割れたりはがれる原因になってしまいます。
職人の研ぎ澄まされた感覚に、この商品のおいしさは支えられているのです。
おいしさに驚きをプラスした
「おもしろい商品」を開発する
実はこの商品、見た目のインパクトが原因でヒットするまでに
かなり時間がかかりました。おいしいのになかなか売れない。
そこで、パッケージを何度も変えました。
表面に「ナニ?!コレ?!」とだけ書き、
意表をついたパッケージで販売したこともあります。
それでも味に自信があったので、諦めずに販売を続けていたところ、
2015年12月にテレビ東京の番組「カンブリア宮殿」で
放映されたことを機に、人気商品へ。
ようやく真っ黒な見た目も“話の種になる”と喜んでもらえるようになりました。
私たちは、「備長炭カシューナッツ」のように、
自分たちが食べて本当においしいと思えるものだけを商品化しています。
今後も味を第一に、“驚き”や“楽しさ”のある
「おもしろい商品」をお届けしてまいります。
ご紹介したのはこちらの商品備長炭カシューナッツ