株式会社伍魚福 代表取締役社長

出張先より2006.10.28(Sat)スペインにて(なぜこれを売るのか)

出張でスペインに来ています。海産物系、豚系の商品開発供給基地の開拓です。
時差ぼけもあるのか、朝5時(日本時間ではお昼の12時)に目が覚め、これを書いています。
一昨日はスペイン南部の町での海産物を原料とした製品の工場での商談でした。「仕事が大好き」な創業社長(46歳)が事業を広げ、奥さん、息子さん(20歳)たちと頑張っています。
昨日は朝から移動し、スペイン北西部・レオン近郊の町へ来ました。生ハム等を生産している工場です。今回の商談のポイントのひとつ。
「なぜ伍魚福がスペインの、そして貴社の商品を売らねばならないのかを明確に説明したい」
営業責任者は44歳の男性、担当の方は27歳の女性です。大変熱心に説明をしてくれます。このスペイン人の思いをきちんと理解し、日本でお客様まで伝えることが出来るかが今回の商品開発が成功するか否かのポイントだと思います。
品質が良い、味が良いは当たり前の時代。工場のものづくりの思いを文字通り日本語に翻訳し、社内で理解を深め、これをお得意先に伝え、更にお得意先の店頭では最終の消費者にお伝えする。この連関があって初めて商品は売れるのだと考えています。
「伍魚福の思い」、「伍魚福Spirits」。まだまだお客様に充分に伝わっているとは言えません。そのためのひとつの仕組みとして2006年3月より情報誌「GOGYOFUKU MUSEUM」を発刊したところです(既刊3号)。今回のWEB SITEのリニューアル、ブログの開設もその一環です。私を筆頭に、TEAM GOGYOFUKUのメンバー全員で努力を続けてまいります。