株式会社伍魚福 代表取締役社長
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出張先より2006.10.30(Mon)スペインにて2(マドリッドでの一日)
朝から市場視察・・・のつもりが、本日(10月29日)は日曜日のため、マドリッド三越始めとする百貨店も、カルフールやメルカドーナなどの量販店も全て休業。
というわけで一緒に出張しているメンバーとの商品の打合せを少し行なった以外は自由行動となりました。
で、プラド美術館、ソフィア王妃芸術センター、ティッセン・ボルネミッサ美術館をめぐってきました(万歩計は17000歩超!)。
プラド美術館では、ベラスケスの「ラス・メニーナス」、ゴヤの「着衣のマハ」・「裸のマハ」などが有名なところです。ソフィア王妃芸術センターではなんといってもピカソの「ゲルニカ」(写真)が圧巻。あとはダリ、ミロなど現代美術もたくさんありました。ティッセン・ボルネミッサ美術館はなんと個人(ティッセン・ボルネミッサ男爵)のコレクションを展示したものだそうですが、ピカソ、ミロ、ダリからセザンヌ、ルノアール、ゴヤ、ゴッホまで。
たくさんの絵を見て今日感じたのは、それぞれの画家がなぜその絵を描いたのかということ。
王侯貴族や教会からの依頼で書かれたもの(肖像画、宗教画など)、自分で描きたくて描いたもの(生きている間に評価されなかったゴッホなどはその典型か?)、抽象画は?ミロは、ピカソは、ダリは?何をみんな考えていたのか・・・。ゲルニカなど有名なものも、見たことも聞いたこともないような絵も、それぞれにそれが描かれた必然性があったはずなのです。今日は一つひとつの絵をじっくり見ることはあまりできませんでしたが、これだけ膨大な絵のそれぞれの歴史や時代背景などを思うとすごいことだと感じました。
振り返って自分は何を次の世代に残せるのか、私にとっての作品は何なのか。家庭においては夫として、父として、また息子として、会社においてはTEAM GOGYOFUKUのリーダーとして、地域社会においては一人の市民として。
それぞれの役割の中で何をすべきか。「7つの習慣」(フランクリン・コヴィー著)にもありましたが、もっと自覚をして毎日の時間を使わねばなりません。