株式会社伍魚福 代表取締役社長
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出張先より商品について2007.04.27(Fri)からすみの原料処理
伍魚福のからすみ(写真は「からすみハーフ」です)はオーストラリアで生産しています。
本日はゴールドコーストの近郊の町でからすみの原料となるボラの卵の加工を視察しました。
獲れたボラはすぐに氷締めされ、コンテナで卵の加工場へ運ばれます。
<工程の概略>
原料搬入→水洗い→オスとメスの選別→卵の取り出し→洗浄・血管取り→卵の選別→袋詰め→箱詰め→冷凍
この工場では搬入から冷凍までのすべての工程が約15分の間に終了します。大量のぼらを大勢で加工する姿は壮観です。ひとつひとつの卵を丁寧に水洗いし、血管を取る作業はとても手間がかかりますが日本の規格に合わせて改善されてきたそうです。
また大きさや色などでの選別も厳しく行なわれていますので、製品に仕上がった際のばらつきが大変少ないのがオーストラリア産の特徴です。
オスのボラはそのまま冷凍され、中東へ輸出されるそうです。
頭を落としたボラの腹から卵を丁寧に取り出します。
魚をさわるところは男性が処理を行ないます。
取り出した卵をひと腹ずつ丁寧に水洗いをし、血管を手でとります。
この工程から女性が作業にあたります。
卵の大きさ別に選別します。もちろんこの際に卵が破れたものや色の悪いものは別にします。
このあとひとつずつ袋に詰めて箱詰めされます。
急速冷凍機です。
ダンボール箱に10kgずつ入れられて冷凍されます。