株式会社伍魚福 代表取締役社長
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読書メモ2007.10.06(Sat)トヨタ生協革命
トヨタ自動車の総務部長をされていた方が理事長として来られてからの、生協への「トヨタ生産方式」の導入、ジャストインタイム、QC活動などを通じた組織と意識の改革の経緯を書かれた本です。
トヨタ生産方式は食品業界でも私の知っているところでは、ロックフィールドさんやアンリシャルパンティエさんなども導入されており、世界のメーカーのお手本と言える仕組みといえるでしょう。
ただ、生産方式と言っても単なる機械的な仕組みではありません。人材教育なのです。
伍魚福でもさまざまなプロジェクトにとりくんでいますが、うまくいっているところ、そうではないところさまざまです。
例えば「4S」。しつけを入れて当社では「5S」として社内でも用いていますが、はたしてその言葉の定義は共通認識になっているでしょうか。
トヨタ生産方式では、
整理=必要なものと不要なものを区別し、不要なものは即刻処分する
整頓=必要なものを使いやすいようにならべること
清掃=汚れやほこりを十分取り去ること
清潔=整理、整頓、清掃の状態を守ること
これらが徹底できること。実行し続けること。まず自分自身から・・・(反省)。
「ジャストインタイム」のルーツがアメリカのスーパーマーケットにあったというのもこの本を読んで初めて知りました。