株式会社伍魚福 代表取締役社長

自分自身と家族について雑感2008.09.27(Sat)鉄拐山から旗振山、須磨浦山上遊園、鉢伏山

おらが山を後にして、ウバメガシの林の中の道へ。

ウバメガシは九州、四国、本州伊豆半島までの海岸のごく近くにだけ自生する常緑広葉樹。
もし、内陸部でこの木が見つかると昔はその付近まで海岸が入り込んでいた証になるそうです。
この木で焼いた炭が「備長炭」になります。

男3人で記念撮影。
夏でも涼しいそうです。途中にはきのこが生えているところもありました。

源平合戦の一ノ谷の戦いがあったのはこの近くだと言われています。

鉄拐山を超え、旗振山へ。
旗振山の茶屋の前での一枚。
摂津の国と播磨の国の国境です。
今は神戸市須磨区と垂水区の境だそうです。
後ろには瀬戸内海。フェリーが通っているのが見えます。

なんで旗振山というかというと・・・。旗を振った山だからです。
江戸時代中期から、大正時代まで、大阪堂島の米相場を畳一畳大の旗を使って加古川・岡山方面へ伝達した中継場所だったそうです。

そこから5分ほどで「須磨浦山上遊園」へ到着。

絶景です。
これはサイクルモノレール。ひとり200円也。

山上遊園の噴水の近くで少し休憩。
子供たちはかき氷を食べました。

われわれが子供のころには「ドレミファ噴水パレス」という施設があり、音楽に合わせて噴水が吹き出る仕掛けがありました。

今はシンプルな噴水と、売店、バーベキューテラスなどがあります。

旗振山から鉢伏山まではリフトに乗って移動。

「はりま」駅から「せっつ」駅へ。
リフトの下にも国境のラインが書いてありました。

鉢伏山上からは日本でもここしかないといわれている「カーレーター」で下ります。
二人乗りの乗り物がベルトコンベアのようなものに乗って動きます。

ステーション(降り場)近くのガタガタという振動が何とも微妙です(笑)。

ネットで調べてびっくり。
昭和41年3月18日開通!私と全く同じ誕生日です。なんと42歳!!!
頑張って元気に運転を続けてほしい・・・。
全長91m 勾配25度 輸送能力片道毎時760人。
2人乗り椅子35台。
そしてロープウェイの乗り場へ到着。

こちらは昭和32年9月18日開通。
全長464m 毎秒速度2.5m 所要時間3分15秒。
客車定員30名。

このゴンドラは平成19年の三菱重工製。
まだピカピカの新車です。
ロープウェイからの景色も最高です。
この砂浜は須磨海水浴場です。

夜景も素晴らしいそうです。
夜景はこちら
今年は地元の方の努力で期間限定でロープウェイの夜間運転も実施されました。

ロープウェイを降りて須磨浦公園を東へ600mほど散策。
須磨一ノ谷のバス停から妙法寺駅行きの市バスに乗って帰途につきました。

約5時間。本日の歩数は11453歩。良い運動になりました。