株式会社伍魚福 代表取締役社長
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勉強メモ地域・社会とのかかわりについて経営について2010.05.15(Sat)トヨタ部品大阪共販株式会社さんでの研修会
本日は朝9時に京阪電車・寝屋川市駅へ集合し、トヨタ部品大阪共販株式会社さんでの研修会に参加しました。
経営品質プログラムを学んできた中でのご縁がつながり、本日の機会となりました。
伍魚福側の参加者は、幹事役を務めた佐藤次長以下、私、片岡部長、高橋部長、大橋次長、栄課長、南川係長、辻リーダーの総勢9名です。加えてコーディネートしていただいた先生方2名とともに訪問をさせて頂きました。
トヨタ部品大阪共販さんは、トヨタ自動車、大阪地区のトヨタ系ディーラーの出資によって設立された会社で年商は約420億円、本部倉庫での取り扱い部品のアイテム数は7万アイテムを超えます。
冒頭のバッテリーから、マフラー部品、ネジの一本、樹脂パーツに至るまで、多種多様な部品を取り扱っておられます。
商品一つひとつには小さなものも多く、コード等の識別記号を記載しにくいものがたくさんあります。そんな条件の中、大阪共販さんは、全国の部品共販会社の中でトップの物流品質(出荷ミスアイテム比率)を誇っておられます。
出荷ミスが起こる確率は、出荷100万アイテム中、数アイテム。
パーセントではなく、ppmという単位での把握をされています。
お話しをいただいたのは、常務取締役でロジスティック部門を担当されている佐久間慎二さんです。スライドや、紙資料を元に大変情熱的に、かつわかりやすく、時には厳しく、ご説明を頂きました。
物流センターの現場でいかに結果を出すか。
みんなの力を引き出し、改善し続けるか。
当社の訪問研修のきっかけは、物流センターの業務改善をするためのベンチマークだったのですが、お話の内容は経営そのもの。
素晴らしいマネジメントの仕組みに加えて、佐久間常務の「熱い思い」でめざましい結果を出しておられます。
印象に残った言葉がたくさんあります。
見える化だけではダメ。
見える化→言える化→直せる化。
まず見えるようにし、お互いにどうすれば改善できるかを活発に言い合えるようにする、そして実行しなければ意味がない。
「しってる」を「してる」に。
知識は活かして実践しなければならない。
ただ伝えるだけではなく、相手がそのとおり動いて初めてコミュニケーションがとれたといえる。
参加したメンバーの質問に対してもユーモアを交え、熱く語って頂きました。
前半3時間半、センター見学後、40分。合計なんと4時間を越えます。
本当にありがたいことです。どうお礼を申し上げたらよいかわかりません。
終了後、佐久間常務を含めて全員で記念撮影。
大阪共販さんがカジュアルデーのため、我々もカジュアルで参加させて頂きました。
佐久間常務にお礼をするとするならば、本日学んだことを活かして、伍魚福をよりよい会社にすることしかありません。
本日参加したメンバーとともに即実践。
「しってる」ではなく「してる」に。
何をするかを考え、愚直にやり続ける。
TEAM GOGYOFUKUメンバー全員で頑張っていきましょう。
お世話になりました佐久間常務を始めとするトヨタ部品大阪共販の全ての皆さま、アレンジいただいたアセッサーの先生方に深く感謝。
本当にありがとうございました。