株式会社伍魚福 代表取締役社長
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地域・社会とのかかわりについて経営について読書メモ2010.07.14(Wed)リコーさんのセミナーで講演(田村均さんとの出会い)
日本経営品質協議会の広報委員長をされている田村均さん(株式会社リコー販売事業本部審議役)です。
本日神戸ポートピアホテルで開催された「リコープレゼンテーションウェイ兵庫2010」(主催:兵庫リコー会、リコージャパン株式会社、後援:神戸新聞社)というセミナーでご一緒させていただきました。
「健全な組織は価値観の経営を目指す」という田村さんの著書です。
本日ご一緒させていただくということで予習のつもりで読ませていただきましたが、何故経営品質なのか、どうやってリコーさんという大組織に経営品質の考え方を広めていったのかなどについて明快に書かれており大変勉強になりました。
この本の中で私が印象に残ったことのひとつに、社内にホスピタリティがあるかということを確認するための話があります。
—————–以下引用————————
社内ではお客様をどのような呼び方をしているか、調べてみてください。
アンケート調査などは必要ありません。貴方が、社内の人と話をするときに、相手の人がどのように呼んでいるかを注意して聞いてください。
「客」と呼んでいますか、「お客さん」と呼んでいますか、それとも「お客様」と呼んでいますか。
—————–以上引用————————
「ことばに心が現れる」(同書)
まさしくそのとおりだと思います。
TEAM GOGYOFUKUのメンバーとともに、お客様にいかにお役に立つかという話を社内ではしています。
「接遇」レベルを高めていこうという話もしています。
しかし、根底にホスピタリティ(おもてなしの心)がなければ、良いサービスはありえません。
「お客様本位」と簡単に言いますが、一人ひとりの心の奥にまでしみ込むような努力をしなければなりません。
「誰もができることを、誰もがやらないくらい徹底してやっている」(同書)
同じことをやっていても結果に差があるのはそこにあると田村さんはおっしゃいます。
愚直にやる、できるまでやり続けて行かねばなりません。
冒頭30分、田村さんから「経営品質とは」というお話です。
経営品質の本質について、たとえ話を交えながらの大変おもしろいお話でした。
その後、私から60分。
「神戸で一番おもしろい会社」を目指して
~チルド珍味で『家飲み』提案~
と題してお話をさせていただきました。
200名定員のところ、後ろ半分は机をはずして約260名。本当にありがたいことです。
旧知の方も何名か来られており、ちょっと緊張。
皆さん熱心に聞いていただきました。
私の話の後、約30分間、田村さんの質問にお答えする形式でのパネルディスカッションです。
「『経営理念』等が大切だと思うに至ったのはどういうきっかけですか?」
「さまざまな社内の施策を行うのに抵抗はありませんでしたか?」
「販売チャネルを転換するにあたって、ふつうは価格競争に陥りがちだが、伍魚福はどうやってきたのか?」
ポイントを押さえてのさすが!という質問をいただき、あっという間に時間が過ぎました。
私自身にとっても気づきの多い2時間となりました。
このような機会を頂きましたリコージャパンさん、兵庫リコー会の皆さん、そしてご出席いただいた全ての皆さまに感謝。
田村均さんとの出会いにも感謝。
講演前には、伍魚福の「組織プロフィール」(あるべき姿)を読んでのご意見を頂いたり、終了後にも私の話についてのご感想を頂いたりと、素晴らしい気付きと勇気と元気を頂きました。
今後もTEAM GOGYOFUKUメンバーとともに良い会社になれるよう、努力を続けてまいります。
本当にありがとうございました。