株式会社伍魚福 代表取締役社長

自分自身と家族について雑感2010.11.21(Sun)The Doors (ドアーズ) と私

20101121the_doors.JPG毎週日曜日の朝は、NHKの「ルソンの壺」とTBS「がっちりマンデー」。
時間がかぶったので、がっちりマンデーはHDDに録画しています。
今朝の「がっちりマンデー」は狭い業界シリーズ第11弾。ドア業界の話でした。
いつもお世話になっているスーパーのバックヤードのスイングドア、神戸の会社がトップシェアをもっている自動ドア、タクシーの自動ドア・・・。勉強になりました。
という話はともかくとして、番組冒頭のBGMにびっくり。
The Doors の Light My Fire (ハートに火をつけて)だったのです。
ドア業界の話なので、「ドアーズ」というある意味分かりやすい選曲なのですが、我が家では朝から盛り上がりました。
私が中学生だった30年位前。
フランシス・フォード・コッポラの映画「地獄の黙示録」が公開され、見に行きました。
たしか、神戸新聞の試写会に応募して当たったのだと思います。今はなき、旧神戸新聞会館。調べると日本公開が1980年2月なので、その直前と思われます。
ということは、中学2年生。
中学生の私には、難解で、全く理解できませんでした。
で、理解できるかと思い、サントラのLP盤(なつかしい)を買いました。
何度か聴いているうちに、オープニングとエンディングに使われているThe Endという曲に興味がわき、The Doorsというアメリカのロックバンドを知りました。
当時、中学生には、洋楽を聴くのが流行っていました。ABBAだとか、ビートルズやストーンズ、イーグルスとか・・・。深夜のラジオ番組もよく聴いていました。
The Endを通しで聴いてみたい。
そう思って「The Doors」というアルバムを購入。
なんか暗い感じの曲が多く、最初は「なんじゃこれ」とか思いましたが、せっかく買ったのだからと何度も聴いているうちにいつしか生活の一部に。
ちょうど「ウオークマン」の初代が発売され、爆発的ヒットになっていた時代。
私も欲しくて、自転車に乗って三宮から元町、神戸の電気屋さんを捜しまわったのですが、すべて売り切れ。
たまたま板宿のソニーショップで在庫を発見して購入、付属のデモテープを聴いて音の良さに感動。
結局ドアーズの大ファンになり、それ以来ずっと聴いてきました。
このバンドの実質的な活動期間は、1967年から1971年。
ヴォーカルのジム・モリソンがパリで客死し、実質的な活動が終わっています。
スタジオ録音のアルバムは6枚(冒頭の写真の上から6枚)。輸入盤で揃え、繰り返し聴く日々。
周りの人には理解されないことが多く、中学、高校時代を通じて変だと言われ続けました。
家族にもあまり評判は良くありません。暗いとか、変な叫び声を上げるとか・・・。
歌詞の内容もシュールなものが多いです。
いつしか、レコードがなくなり、CDに。
世界中にはファンがたくさんいるようで、定期的にライブ盤やベスト盤、DVDなどが発売されます。
1991年には、オリバー・ストーン監督、ヴァル・キルマー主演で映画化もされました。タイトルはそのまま「ドアーズ」。伊藤忠商事(大阪)に勤めていた時代です。
家内に映画のチケットを買ってもらったのに、大阪での公開が終わってしまい、東京出張の際に時間を作って見に行きました。確か横浜の映画館でした。
子供達も、ドアーズは変だ、どこがいいのか、と言います。
でも印象には残っているようで、たまにラジオや、テレビ(今日のように)でかかると、気付いてくれます。小学校1年生の息子も他の曲とドアーズの差が分かるようです。
最近良く聴いているFM COCOLOという放送局は、「OVER 45」、45歳以上をターゲットとした放送局なのですが、たまにドアーズがかかります。
現在公式ドキュメンタリー映画「ドアーズ/まぼろしの世界」が公開されています。このPRでも結構かかっていたそうです(家内談)。
これも見に行かねば・・・。
冒頭の写真は、家にあるドアーズのCDの一部です。
手前一番右がこの映画のサントラ盤です。
これからもずっと聴き続けます。
全く個人的な趣味の話になってしまいました・・・。