株式会社伍魚福 代表取締役社長
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地域・社会とのかかわりについて経営について2014.01.17(Fri)ウズベキスタンからの研修受け入れ2014(JICA研修)
はるばるウズベキスタンから9名のお客様が来訪されました。
独立行政法人国際協力機構(JICA)関西国際センターが実施する「中央アジアビジネス実務研修」で来日された皆さんです。
この研修を公益財団法人太平洋人材交流センター(PREX)国際交流部が受託、実施されるもので、1月13日に来日、大阪、神戸、東京での研修を行い、24日に帰国されることになっています。
いただいた資料によると、この研修の背景と目的は次の通りです。
ウズベキスタンは、1991年に旧ソ連より独立後、市場経済化を軸に改革を推進しましたが、経済発展に不可欠な人材が十分に育っておらず、市場経済化の成果を享受できていない状態が長く続いています。
このような状況を打開するため、企業活動従事者、中でも中小企業の幹部および中間管理職、青年実業家、ビジネス分野でのビジネス知識・スキルの知的支援が必要とされており、技術協力の一環として、JICA(国際協力機構)は「日本人材開発センター(日本センター)」を中央アジアなど市場経済移行国に開設し、「ビジネスコース」実施を通じた、現地の市場経済化を担うビジネス人材の育成を推進しています。
本研修はウズベキスタン日本センターにおけるビジネスコースを受講した企業経営関係者を対象に、特に、マーケティングや顧客ニーズの把握、製品戦略などを中心テーマとし、これらの分野で特色のある企業を訪問、具体的な取組についての説明、現場視察に加えて、経営幹部との意見交換などを通じて、参加者企業の経営課題の解決に必要なアクションプランの作成を目指します。
なお、帰国後は研修中に策定したアクションプランの具体化・実践を通じ、参加企業の経営改善、発展につなげます。
主なカリキュラムは次の通りです。
(企業訪問)販売戦略、マーケティング、製品開発、市場ニーズと製品づくり、経営戦略
(講義)日本の経済と企業の特長、日本文化・歴史について
(視察)日本文化体感プログラム(歴史街道推進協議会実施)
伍魚福への訪問は「マーケティング」の研修が目的です。
責任重大です・・・。
「『神戸で一番おもしろい会社』を目指して~マーケティングを中心に~」と題し、10時から約2時間、ロシア語への逐次通訳をしていただきながらお話をさせていただきました。
いつもながら、研修生の皆さんは真剣そのもの。
その姿勢には大変刺激を受けます。
質問をたくさんいただきました。
「『珍味を極める』というロゴが商品に入っていないがなぜか」
「提案制度に参加しなかった場合の罰則は」
「協力工場でものづくりを行うと言うことだが、類似品の販売等はどうやって防ぐのか」
「ライフプランシートの使い方について」
ウズベキスタンの中小企業の一員として、大変参考になったといううれしい感想も頂きました。
お土産にポットがさめないようにかぶせるカバーや、ショールをいただきました。
皆さんの帰国後の健闘を祈ります。
我々も負けないように頑張らねばなりません。
お世話になりましたPREXの皆さん、来訪いただいた研修生の皆さんに感謝。
ありがとうございました。