株式会社伍魚福 代表取締役社長
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地域・社会とのかかわりについて経営について読書メモ2016.11.13(Sun)作家・三田完先生講演会「作詞家 阿久悠の青春」
「いかなごのくぎ煮文学賞」特別審査委員長を務めていただいている作家・俳人の三田完(みたかん)先生です。
第36回近畿高等学校総合文化祭兵庫大会文芸部門の講演会で「作詞家 阿久悠の青春」と題して1時間お話しいただきました。
兵庫県教育委員会からの依頼により、伍魚福がこの総合文化祭に協賛、講師派遣をすることになったものです。
三田先生はNHKのディレクターを務められていた時代に阿久悠さんと出会われました。
NHKを退職、作家としてデビューされた後は同じ事務所に所属、阿久さんのブレーンとして仕事をされていました。
この時代に三田さんは阿久悠さんからいかなごのくぎ煮をプレゼントされたことがあるそうです。
三田先生は今年7月、阿久悠さんが27年間、1日も休まず綴った日記をもとに「不機嫌な作詞家阿久悠日記を読む」という本を出版されました。
新聞の書評欄にも掲載されたり、テレビにも取り上げられていましたので、お読みになった方もいらっしゃると思います。
この書籍を上梓されたタイミングと、阿久悠さんが兵庫県淡路島出身であるということから今回の演題となりました。
兵庫県立のじぎく会館3階大ホールは満席。
名簿を見ると兵庫県、滋賀県、三重県、鳥取県から45の高校が参加されています。
講演冒頭、阿久悠さんについての○×クイズ5問。
阿久悠さんの出身地は?
阿久悠さんはレコード大賞を5回獲得した?
阿久悠さんのレコード売上第一位は?
阿久悠さんの小説第1作は?
阿久悠さんが校歌を作詞した高校が兵庫県にある?
全問正解の方も2〜3名おられました。
ピンクレディ「UFO」、岩崎宏美「シンデレラハネムーン」、ささきいさお「宇宙戦艦ヤマト」などの曲も流していただき、私にはとても懐かしかったです。
高校生にはどう聞こえたのでしょうか。
講演終了後、参加していた高校生から質問。
「三田先生は、なぜ阿久悠さんの研究をされるようになったのですか」
三田さんの阿久悠さんへの尊敬の思いを伺うことができました。
講演の中では、阿久悠さんの「歌は時代とのキャッチボールである」という言葉が印象的でした。
本日聴講していた高校生の人生に少しでもプラスになるとうれしいです。
将来この中から作家、作詞家が誕生するかもしれませんね。
遠路はるばるお越しいただいた三田完先生に感謝です。
本日はありがとうございました。