株式会社伍魚福 代表取締役社長

勉強メモ経営について2017.03.10(Fri)伍魚福の経営計画と経営品質の向上との関係性

本日のTEAM GOGYOFUKU研修は私が担当でした。
「2017年度経営計画と経営品質の向上」について話をさせていただきました。
チームメンバーが日々の担当業務の目的を意識して、着実に実行することで結果的に「経営品質」が高まる。
そういう状態を目指しています。
以下、本日配布、説明した資料を転載します。
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20173月度 TG研修資料

伍魚福の経営計画と経営品質の向上との関係性

 

1.経営品質の向上とは

経営品質の向上とは、組織が継続的な経営革新(イノベーション)に取り組み、「卓越した経営」を目指すこと。

「卓越」とは、「抜きん出る」ということで、他を圧倒するとか、際立っているというニュアンスに近い。

特に重視するのが「独自性」。平均的、平凡な考え方や方法ではなく、独特で他に類を見ないような考え方ややり方を作り出すことを目指す。

 

2.経営品質の「基本理念」と伍魚福の取り組み

経営品質の基本理念

関連する伍魚福の取り組み・キーワード

  
顧客本位

組織の目的は、顧客価値の創造

価値の基準を顧客からの評価に置く。顧客から見た価値が全てに優先する基準であり、すべてのことは、顧客へ価値を創造、提供することができているかという観点で評価されるもの。

売上や利益は、顧客への価値提供の結果として得られるものである。

 

「すばらしくおいしいものを造り、お客様に喜ばれる商いをする」

「仕事を通じてお互いに共感を持たれる商いをする」

「お客様にとっておもしろい会社」

「ハード商品」と「ソフト商品」

「コトPOP提案」

「伍魚福エンターテイニングスパイラル」

「さらなる『驚き』と『楽しさ』の提供」

「成長商品を成長するお得意先に」

  
独自能力

同質的な競争を避け、競争優位性を確保するには、独自能力の追求が重要。

自分たちの組織の独自の見方、考え方、方法による価値実現を目指す。顧客価値を高めるためには、競合する他組織とは異なる競争軸、独創的な価値提供、長期的な全体最適の経営を重視。

独自の価値創造には、独特の見方、考え方が必要。単に手法を真似るのではなく、平均的な見方、ありきたりな考え方を避ける習慣づくりが必要。この習慣により、他組織に見られない「独自能力」が形成される。

 

「高級珍味製造卸」

「工場なきメーカー(ファブレス)」

「チルド珍味」の品揃え

「ちょっとうれしい。エンターテイニングフード」

「ヒット商品提案制度、熱い思いをプレゼン大会」

TG提報」

「おもしろい」商品、「おもしろい」品揃え

「新市場創造型商品開発プロジェクト」

「新市場創造型商品開発研修及びこれによる商品開発プロセスのバージョンアップ」

  
社員重視

社員(社員・パート社員・契約社員)一人ひとりを大切にし、やる気と能力を引き出すことが重要。

社員は最も大切な経営資源。顧客価値を創造するためには、社員一人ひとりが顧客の視点にたって仕事を行い、チーム力を発揮することで組織として顧客価値の創造に取り組むことが求められる。

そのためには、風通しの良い組織風土をつくり、社員の成長のための学習の機会をつくり、社員同士が対話することで組織としての新たな知恵を創造していくことが大切。

 

「仕事を通じて人格の向上に喜びを感じるようにする」

TEAM
GOGYOFUKU

部門経営者の育成を目指す「自創経営」

「キャリアパス制度」

「ヒット商品提案制度」

TG提報」

一人ひとりの成長を目指す「成長支援制度(新人事制度)」

新人事制度導入に伴っての「TG研修」のバージョンアップ

  
社会との調和

社会に貢献し、調和することが重要。

組織は社会を構成する一員。社会に対して価値を提供し、社会から信頼される存在であることを目指す。

社会との調和とは、自組織の価値観に基づく社員の思考・行動、市場での競争の戦い方などが、社会的な価値観にも合致していること。

自己中心や独りよがりと独自性・独創性をはき違えることがないよう、常に組織の中に社会的な価値観で物事を見る感覚を取り込むことが必要。

組織目的の達成が社会全体の利益にもつながるように考えられ、より良い社会づくりに主体的に参画・行動する組織を目指す。

 

「仕事を通じてお互いに共感を持たれる商いをする」

「伍魚福クレド」・「行動指針」

「エンターテイニングスパイラル(納税等の社会貢献)」

「いかなごのくぎ煮関連イベント」

「週末のごほうび」・「プレミアムフライデー」

会社見学の受け入れ・外部での講演

 

 

出典:2017年度版日本経営品質賞アセスメント基準書(日本経営品質賞委員会)