株式会社伍魚福 代表取締役社長
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地域・社会とのかかわりについて経営について2021.06.09(Wed)関西学院大学経済学部でオンライン授業2021
関西学院大学体育会洋弓部では新入部員募集中です。
初心者大歓迎!
私も大学時代体育会洋弓部に所属していましたので、思わず・・・(笑)。
アーチェリーは初心者でも活躍できる可能性のある、数少ない競技の一つです。
1年生の皆さん、今からでも是非入部を検討されてはいかがでしょうか。
話はそれましたが、経済学部の授業のため、1年ぶりに西宮市上ヶ原の関西学院大学を訪れました。
高校の先輩である、根岸紳教授の「経済学トピックス」です。
履修者は約400名ですが、zoomの人数制限があるので、オンラインでの受講半分、録画での受講半分という体制で、本日の受講者は3~4年生だそうです。
経済学部の教員の皆さんの休憩室的なスペースの一角をお借りして行いました。
早くリアルでの授業ができるようになるといいのですが。
「神戸で一番おもしろい会社を目指して~経営者としての試行錯誤~」と題して約60分お話したあと、質疑応答です。
音声での質問がおひとり、チャットでの質問が数名。
チャットだと質問しやすいので、新しい授業のスタイルとしてはとてもいいですね。
お祖父さまが食品メーカーを経営されていてコロナで大変だという方もおられました。
コロナの影響が、いろいろなところに出ています。ワクチン接種がひろまり、早期に収束することを祈るしかありませんね。
企業としては、そんな中でも生き残ることができるように変化対応を続けるしかありません。
学生の皆さんに何かの気づきがあるとうれしいです。
ご縁を頂いた根岸紳先生、受講いただいた学生の皆さん、経済学部のスタッフの皆さんに感謝です。
ありがとうございました。
6月19日追記:
根岸先生から学生さんの感想文の一部を頂きました。
「『珍味を極める』というワードが関西人の心をくすぐるようなワードで、実際に面白いと思った」
「お話を聞いて、「自分自身が人生の経営者」という言葉が印象に残っています」
「ついつい安くすれば多くの人に買ってもらえると思ってしまいがちですがこれは売っているほうの思い込みだというお話を聞き自分の中で新しい考えを身につけることができました」
「クレドを従業員から取引先の人にも配っているというのは面白いと思った。会社全体で行動指針が共有されるし、外部にそれを見せることで見られているという緊張感を持つことができるのでよい試みだと感じた」
「実際に授業内で質問させて頂いたときに、伍魚福ならではのスピード感をもって商品を市場に出していって、お客様の目をもって選別してもらうという販売の仕方をとられていることを知りました」
「私も昨年の 9 月以降帰省ができていません。私は鹿児島県出身で帰省に際して大阪や神戸、福岡などコロナ感染状況が悪化している都市を通ってしまうので帰省を自粛していました。父の日に実家へ伍魚福の商品を送ってみようかと考えています」
「今回の話を聞き、まずは当たり前の事ではあるが、働くとは自分の為・他人の為になるようなことをしていくことが大切であると再確認することができた」
「今回の講義で印象に残ったリスク分散のための施策と価値の伝え方である」
「地産地消をモットーにお土産産業へ展開し、神戸から全国へ届ける。神戸のすばらしさを表現しつつ、味を通して全国に伝統を伝えるという考え方が素晴らしいと感じた。食をエンターテイニングへという考え方も素晴らしいと感じた」
「人としての品格を高めるというのは、大切であるけれどあまり言われていないことだと思うので素晴らしい経営理念だなと思いました。 今まで与えてもらっていたものは誰かが作ってくれたもので、それによって生かされて、 成長してきたのだから、もうすぐ社会人になる身として自分が生きていくためだけでなく、 誰か人のためになると、それも感じて働ける社会人になりたいと思いました」
「商品を生産するためにかかる費用を削減することを行わず、あえて神戸のセンターに日本中から材料を輸送して生産しもう一度全国に出荷することに興味を持った」
「私は山陽電鉄を利用して関学まで通っているので、須磨などの駅で「伍魚福」の看板を見たことがある。「神戸で 1 番おもしろい会社になろう!」というキャッチフレーズが 印象に残っていたので今日、どのような会社なのかという話を伺えてよかった」
「特に印象に残ったのは経営理念です。仕事は人生におけるウエイトを半分以上占めるものだと思います。その仕事を豊かにすることは、充実した 人生につながると考える。これで面白い会社につなげるという考え方はすごく面白いと思 いました」
「モノ消費ではなく コト消費へと変わってきている現代に適応していてさすがだなと思いました」
「講義の中で最も印象深かったことは山中さんが 「どのような仕事でもやりがいはあり、何事も真摯に取り組めば幸せにつながる」とおっしゃられていたことです。私は就活をするにあたって一番重視しているのがやりがいであって、この職業は多分私はやりがいを感じられないし向いてないというように自身で決めつけていました。今回の講義で社会に役立つかどうかを考えることが大切だということを改めて感じさせられました」
「特に印象的であったのが、一人ひとりが月に一件の商品提案を行うという制度と、会社を良くするための創意工夫や気づいたことなどを、社長を通して会社全体で共有するということだ」
「伍魚福の歴史や経営理念についてだけでなく、そもそも仕事とは何か、働くとは何かについても山中さんの考えを知ることができ、「自分自身が人生の経営 者である」という言葉が特に印象に残っている」
「一番興味深い内容だったのは、 伍魚福オリジナルの物流の仕組みです。ハブ&スポークシステムを講義の中で説明していたのですが、最初見た時は効率が悪そうな仕組みだなと思いました。しかし話を聴いていくと、意外と効率が良くてなおかつ全国のおいしいものが神戸に集まることでそれをまた 全国に発信できるという画期的な仕組みでした」
「山中さんの「仕事」そのものについての考えを聞いた際、自分が活かされている存在であることを再認識すると共に仕事は自分を生かしてくれる社会に役立つために真摯に取り組む必要があるという考えに非常に共感できました」
「私は、甲子園球場で キャストのお手伝いをするチェッカーというバイトをしています。その時に普段、キャストにつけているおつまみの話について詳しく知ることが出来てとても興味深かったです」
お話ししたことをそれぞれの視点で受け止めていただけていて大変うれしく思います。
父の日へのご利用をお考えいただいたり、甲子園球場でのアルバイトで取り扱っていただいていたりと、伍魚福も学生の皆さんを始めとした消費者、流通業、小売業の皆さんに支えていただいているのだと、改めてご縁に感謝です。
ありがとうございました!