株式会社伍魚福 代表取締役社長

勉強メモ経営について2022.03.25(Fri)5S・カイゼン活動、第2フェーズ「最終報告会」

2020年7月から取り組んだトヨタ方式の5S・カイゼン活動。
2021年8月からOJTソリューションズさんの指導のもと、第2フェーズの取り組みをスタート。
継続してカイゼンを続けてきました。
本日は、13時から第2フェーズの最終報告会です。

コロナ禍でもあり、リアルとオンラインのハイブリッド型で開催しました。
発表チーム以外の伍魚福メンバーはオンライン視聴です。
また、オブザーバーとして協力工場2社がオンライン、1社はリアルで6名参加されています。
本日視聴できないメンバーへは後日動画を共有します。

第2フェーズの取り組みは次のとおりです。

「5S・安全・ムダ取り」
物流センター3フロア
「問題解決テーマ活動」
物流センターの作業スペース確保
資材廃棄の削減

合計5チーム、各部署からの部門横断型のメンバーで構成して取り組んできました。

「5S・安全・ムダ取り」の発表スライドから何枚か紹介します。


物流センター1階(チルド)では、ピッキングリストへのチェックを行うためのボールペンのカイゼンです。
実際にどれくらい仕事が早くなるのかも検証されています。

2階(ドライ)では、ピッキングリストを掲載している「手板」を置く台を設置した作業のムダのカイゼン。

3階(資材)では、部品取り用の古い結束機の撤去によるスペースカイゼン。

3階チームの振り返りと今後の取り組みです。
どのチームも部門横断型で取り組んだため、営業として必要なもの、不要なものなどの判断が早くなり、気づきも増え、カイゼンのペースが高まったことが報告されました。

休憩をはさみ、メンバー交代しての「問題解決」2チームの報告です。

まずは「物流センターの作業スペース確保」。


繁忙期でも荷物の通路へのはみ出しを無くそう、ということで荷物量を計算で求める仕組みができました。
1階チルド室には、中二階を設置し、カゴ車10台以上置けるスペースを増やしました。


今まで物流メンバーだけでは解決しなかったことが、部署間の情報共有によりカイゼンすることができつつあります。

続いて「資材廃棄の削減」です。


商品の販売が終了すると、その商品に使用していた袋、箱などが不要になり、廃棄処分しなければならなくなります。
これをいかに減らすか。こちらも部門横断メンバーでの意見交換により、カイゼンの仕組みができつつあります。

「振り返りの重要性」に気づけたことは、今後の継続したカイゼンにつながりそうです。

最後はお世話になった高橋恵佐男トレーナーの講評です。

伍魚福では2022年度から「5S・カイゼンプロジェクト」を設置しました。
OJTソリューションズさんの指導はいったん4月で一区切りとなり、その後は我々自身で「自走」していかねばなりません。

今後はプロジェクトの服部亮リーダー以下、プロジェクトメンバー、及びすべての TEAM GOGYOFUKUメンバー全員でカイゼンを続けていきます。
全員参加型の小集団活動、日々の情報共有、振り返り、評価の仕組みなどを次回の会合までに取りまとめ、新たな「自走フェーズ」に入ります。

5S・カイゼンの取り組みは、伍魚福の経営理念の3番目「仕事を通じて人格の向上に喜びを感じるようにする」に繋がると考えています。
一人ひとりの考え方・行動の習慣化で人としての成長につながるよう、今後も努力を続けましょう。
ご指導いただいたOJTソリューションズの高橋トレーナー、担当の栗田様、フォローいただいたすべてのスタッフの皆さんに感謝です。
ありがとうございました。