株式会社伍魚福 代表取締役社長
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地域・社会とのかかわりについて自分自身と家族について雑感2023.11.19(Sun)第11回神戸マラソン(自己ベスト更新、サブ4達成!)
第11回神戸マラソンに出場(4回目)、自己ベストを更新するとともに、サブ4(4時間未満で完走すること)を達成することができました。
速報ですが、記録(グロス=号砲が鳴ってからのタイム・順位を決める公式記録)が3:59:05、スタートラインを通過してからのネットタイムが3:58:29、とグロスもネットもサブ4達成。
後述しますが、思うように減量できなかったので、今年は厳しいと思い、前半頑張り過ぎなかったのが良かったようです。
自分でも想定外、まさかのサブ4でした。
今までの自己ベストは、52歳で初めて出場した2018年の第8回神戸マラソンの4:09:19(グロス=公式記録4:09:23)。
2号線バイパスの坂道で脚が攣り、止まって伸ばしてちょっと歩いての記録です。
翌2019年は、サブ4を目指してかなりの走り込みをしたにもかかわらず、これを更新することができませんでした。
コロナで3年ぶりに開催された昨年は、練習不足もあり、25km付近で脚が攣り、ベストから約30分遅れ。
年齢も重ねて今年は57歳、これが体力の限界か・・・と思っていたのですが、金メダリスト・高橋尚子さんのコーチ、小出義雄監督の著書を書店で発見、読んでみて改めて頑張ってみようと思い立ちました。
その本のタイトルが「30キロ過ぎで一番速く走るマラソン〜サブ4・サブ3を達成する練習法」。
前半を抑えて走り、脚を残して30km以降ペースを上げて達成する、という考え方です。
ただ一つ問題が。それが冒頭に記載した体重です。
この本には「『体重を落とす』のも練習の一部」とあります。
ランニングを6年前(51歳)から始めて最盛期は10kgほど減量できていたのですが、コロナで3kgほど戻してしまっていました。
そこで今回は3kg減量しようと計画したものの、食事制限はしたくない性格と家飲み推進会社の社長(要は食いしん坊でのんべえ)なので、ほとんど減らず・・・。
ちなみにマラソン本番前1週間(11月12日〜18日)の平均体重が78.2kg(身長は168cm)、BMI平均が27.7「肥満(1度)」、体脂肪率平均が25.4「中等度肥満」、4月の健康診断では「メタボリック症候群予備軍」の認定を受けています・・・。
ただ、三宮のアシックスさんのショップでサブ4を目指す人のためのカーボンプレート入りシューズ(「S4」といいます)を教えてもらい、フィッティングの結果、サイズを普段よりも1.5cm大きめにするとよいというアドバイスをいただき、購入、本日はそれを使用しました。
1ヶ月前からの練習で使い始め、11月3日の30kmランでは平均6分/kmで走れました。
厚底シューズでの走り方は、プロランニングコーチ金哲彦さんと森脇健児さんのYouTubeで勉強。
その効果もあったと思います。
そもそもの全体の練習は、ミズノさんのウェブサイトに掲載されているサブ4.5(4時間30分)目標のトレーニングプランに基づいて、15週間前からスタートしています。ただ、腰が痛かったり、足首を痛めたりで1週間程度のブランクが2回ありました。
今年はそれに加えて小出監督の本に準じてレース前3週間は若干練習強度強めにし、レース当日の「重たい脚」を作りました。
脚が軽すぎると飛ばしすぎる、ということでの小出監督おすすめプランです。
神戸マラソンの申込時に登録した目標タイムは4時間30分。
Gブロック、9時15分スタートの第2ウェーブの先頭で走りやすいのです。
久本喜造神戸市長の号砲でスタート。
「頑張りすぎないように頑張る」をモットーに5km27分ちょっとのペースで30kmまで走れました。
長田区、会社の南側の交差点付近での写真では、まずまず元気そう(大橋部長写真ありがとう!)。
応援は本当に力になります。
須磨浦公園付近で先日亡くなったKANさんの「愛は勝つ」を流していただいての応援に感激。
小出監督の本の通りに30km過ぎからペースを上げようとしましたが、脚が攣りそうになり、ペースダウン。
ゆっくり走ったら、なんとか攣らずに走り続けられました。
そこからしばらく進んだ市場付近で相手を認識していない場合の顔がこちらですが、やっぱりしんどそうです(井関さん、写真ありがとうございます!)。
中央市場付近では、お世話になっているみなと銀行の皆さんにもご挨拶できました。
ハーバーランドでは、高校の先輩女史の皆さんに応援いただきました。
名前の看板を作っていただいててありがたすぎます(進藤さんの写真をお借りしました!ありがとうございます!)。
ハーバーランドの先は、難関の2号線バイパスの上り坂。
脚が攣って伸ばしたり、歩いたりしている方多数。
神戸大橋前の上り坂もなんとか走れました。
途中のボランティアの皆さんの応援もものすごく力になりました。
残り2km地点でサブ4まで14分くらい。
頑張って脚を動かし、なんとか一度も歩かずにゴールできました!
有森裕子さんとはレベルが全く違いますが、今日は自分で自分を褒めたいです。
でもその影に支えていただいた皆さんがあります。
SNSでもたくさんの方に応援メッセージやお祝いメッセージをいただきました。
家族のLINEでは、「応援ナビ」のタイム実況と予測タイムで応援してくれてました(見たのはゴール後ですが)。
ワコールのCW-X上下のおかげで最後まで脚が動きました。
走る前と、12km地点で食べた味の素のアミノバイタルのゼリーも効いたと思います。
途中の給水では、水をもらって飲み、残りは手のひらにかけて体を冷やしました。
普段よりも1.5cm大きいASICS S4のおかげか、完走後の足指もほぼ無傷(今までは黒爪や流血がありました)、マメもできていません。
こちらは国際展示場でボランティアの方に撮っていただいた写真です。
「練習は不可能を可能にする」という小泉信三さんの言葉がモットーではありましたが、練習だけではなく、いろいろな巡り合わせと周りの方の支えがあってのサブ4達成です。
神戸マラソンに関わっていただいた全ての皆さん、ウェアやシューズ、食料・飲料などを製造・販売されている企業に関わる皆さん、いろいろなノウハウを提供いただいた先達の皆さんに感謝。
日頃支えてくれているTEAM GOGYOFUKUメンバーと家族にも感謝。
ありがとうございました!
心地よい疲れとともに、今日はゆっくり休みます。