株式会社伍魚福 代表取締役社長

地域・社会とのかかわりについて経営について2024.11.07(Thu)キルギスからの研修受け入れ2024(JICA研修)

本日9時前からはキルギス共和国からの研修生に来社いただきました。
伍魚福オツマミドコロ神戸三宮の前で記念撮影。
前列左でしゃがんでいるのは、11月1日に入社した長男・山中舜(やまなかしゅん)取締役経営企画室長です。
本日の研修の資料配布や案内等を担当してもらいました。

今回来訪されたのは研修生12名、通訳、事務局含めて16名です。
恒例となっていますが、2024年度のJICA国別研修 「キルギス日本人材開発センターMini MBA(33期-34期)」本邦研修の訪問先として選んでいただいたものです。
株式会社リロエクセルさんが、JICAから研修を受託運営されています。

企業戦略、マーケティング、商品開発を中心に、ということで、スライドも再構成し、ロシア語に翻訳いただいたものを投影。
ロシア語への逐次通訳付きで1時間45分。
タイトルはいつもどおり「神戸で一番おもしろい会社を目指して」。
通訳付きなので実質は50分程度です。

伍魚福の提供する価値やコトPOPの実例として「備長炭カシューナッツ」を取り上げて、試食していただきながら説明。
とても熱心に話を聞いていただきました。

講義終了後、感謝の言葉とともに、キルギス名産の蜂蜜のギフトセットをいただきました。

その後、研究所の陳列を見ていただき、マイクロバスで三宮へ移動。
バスの中では質疑応答を行いました。
「伍魚福と同じ商品を協力工場が販売することはないのか」
「社長は他の会社を経験して入社したとのことだが、息子さんはどういう経歴か」
この質問の際に、今週11月5日から出社したばかりとお答えすると、皆さんから歓声と拍手をいただきました。
三宮、少し離れた場所でバスを降り、徒歩でオツマミドコロへ移動。
講義内で試食いただいた「備長炭カシューナッツ」と「ピリ辛さきいか天」は本日もたくさんお買い上げいただきました。
自動販売機で購入いただいた方もおられます。
今回の研修生の皆さんは、11月5日(火)に来日、11月12日(火)に離日されるそうです。
短い間ですが、企業視察5社(日本的経営、経営戦略、マーケティング、人材育成、カイゼン等)の後、発表会を開催、本研修にて学んだこと、気付きなどをキルギスに持ち帰り、自らの仕事に役立てていただきます。

本研修(「キルギス日本人材開発センターMini MBA」)の背景、目的は次のとおりです(いただいた資料からの引用)。

独立行政法人国際協力機構(JICA)は2000年より、中央アジア、東南アジアに所在する市場経済移行国におけるビジネス人材育成及び人的交流拠点として「日本人材開発センター」を各国に開設してきた。
キルギス日本人材開発センター(KRJC)は2003年に首都ビシュケクに設立され、産業中核人材を育成する実践的なビジネスコースを提供し、キルギスにおけるビジネス人材育成機関としての実績を重ねている。その中でも「Mini MBA」は、同国産業界を牽引できる国際的な視野と優れた経営感覚を持った中小企業/個人企業経営者/中間管理層・起業家を育成することを目指して設立され、現在まで累計16,000人を超える受講者が学んでいる。また、本プロジェクトはKRJCとキルギス総合大学(KNU)の連携により運営されており、産学連携による高度な知識を持ったビジネス人材の育成に貢献している。
本研修において研修員は、KRJCで学んだ経営理論につき、日本で現場見学を行い、知見を深め、Mini MBAにおいて策定した事業計画の磨き上げ・実質化に向けて新しい知識の取得や気付きを得ることを目標とする。研修員の所属する業界は多岐に亘るが、企業視察においては、業界を超えた普遍的な経営課題につき、日本企業の取り組みを体感し、帰国後に自社の経営課題の改善に活かす事が出来るよう、積極的に研修に参加し、多くの気付きを得る事を目的とする。

研修生の皆さんを中心とした良いスパイラルが回ることを祈念しています。