株式会社伍魚福 代表取締役社長

くぎ煮資料室経営について読書メモ2020.08.20(Thu)「『普通』の人のためのSNSの教科書」徳力基彦著

現在は「note」のプロデューサーをされている徳力基彦さんの最新刊です。
徳力さんと出会ったのは、2016年1月。
ヤマト運輸さんが主催する「クロネコアンバサダーミーティング」というイベントに招かれた際に司会を務めておられたご縁です。

このミーティングは、SNSで発信されている方を集めて「宅急便コンパクト」について紹介するイベントでした。
ヤマト運輸さんが、いかなごの「くぎ煮」用のタッパーと専用箱を開発された、ということで「いかなごのくぎ煮振興協会事務局長」として参加し、「くぎ煮」についてお話をさせていただいたものです。

Twitterを検索すると、当時の様子が伺えます。
「くぎ煮」の発祥の地「いかなご」の漢字表記「玉筋魚」の秘密いかなごのくぎ煮文学賞への思いなどを語っているところです。

残念ながら、2016年のいかなご漁は大不漁(それでも2019年よりはましでしたが)となり、宅急便コンパクトもあまり活躍できなかったと記憶しています。

noteには、4コマ漫画に私を描いていただいた方も。
こちらからご覧いただけます。

徳力さんにもツイートいただいていました。

このやり取りの後、徳力さんとFacebook上の「友達」になりました。

さて、そんなSNSですが、ネット上で実名を出して発信するのは怖いと思っている方が多いです。
実名登録がルールのFacebookでも投稿の公開範囲を「友達のみ」にしている方が多いのではないでしょうか。

しかし、徳力さんは、「匿名で違うキャラを作るのではなく、実名で、リアルの延長上のコミュニケーションをしよう」とおっしゃっています。

リアルの自分をSNS上で表現し続ける。
たくさんの方の反応を求める(ネット上では「バズる」といいます)のではなく、「自分のメモ」として自分の素の考えを書いて、つながっている人、興味を持っている人に反応してもらう。
突然脚光を浴びる「シンデレラ」を目指すのではなく、少しずつでも最後は大きな成果につながる「わらしべ長者」を目指す。

そんな情報発信のコツ満載の書籍です。
徳力さんのnote記事で試し読みができます。

どんな仕事をするにしても、すべて根本は「人」。
その人がどんな人か、よく知っている方となら安心して仕事ができます。
そのためにSNSをツールとして積極的に使う時代になったというべきですね。

コロナ禍で、仕事のスタイルも大きく変わりました。
ネット環境がなかったら、と考えるとぞっとします。
伍魚福でももっと積極的にSNSを活用していきたいです。