株式会社伍魚福 代表取締役社長
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勉強メモ2006.11.24(Fri)宋文洲さん
本日はCSパートナーズ(岡本延義代表)の研修会で、ソフトブレーン株式会社の宋文洲さんのお話を聴きました。宋さんの著書「やっぱり変だよ日本の営業」は大企業の経営者の方にも注目され話題になっていますので、すでに御存知の方も多いのではないかと思います。
当社もソフトブレーン・サービス株式会社(ソフトブレーンの中小企業向けの販売子会社)と契約し、「eセールスマネージャ」というプロセスマネージメントの仕組みを導入しつつあります。「お客様に価値を提供するための事実としての業務のプロセス」を分析・設計し、今までの属人的営業から脱皮したいと考えています。
当社の強みである商品開発の質・量・スピードをもっと高めていくためにも単なる営業のプロセスだけではなく、情報収集、商品開発のプロセスも含めて設計し、その進捗が「見える」状態になることを目指します。
宋さんに質問させていただきました。
#左の写真はソフトブレーン社より正式に掲載許可を得ております。
質問「会社の成長する要因を100とすると全体の中で商品の割合はどれくらいだとお考えですか?」
回答「90%が商品、だが残りの10%も重要です」
さて、当社の商品とは何でしょうか?酒の肴?珍味?いかなごのくぎ煮?
当社ではこれを2つに分類しています。
a)ハード商品:従来の意味での商品の一つひとつ。
b)ソフト商品:ハード商品を売るための売場提案や情報提供、物流の仕組みなど当社の商品を利用いただいてお客様に価値を提供するための仕組み。
当社の本当の「商品」=「お客様が伍魚福とお付き合いしたいと思っていただける要因」はなんでしょうか?物理的な意味での商品だけではなく、最終消費者の方に手に取っていただくための全ての活動が商品であると考えています。
<本日のお話の中のキーワード>
頑張ればなんでも出来るというのは本当?
思えば出来ないことはないって本当?
社員が一人もいないのに松下幸之助の本を読んでもムダ
(身にあった勉強をしなさいということ)
たたいても良い子供とたたいてはいけない子供がいる
社長自身が全てのプロセスを理解した上で社員にやってもらう
何のために仕事をしているの?
仕事が趣味だったら一人でやればいい
仕事で儲けたかったら、もっとよい仕事がないか考えるべき
精神論だけではダメ、具体論を
当日は、西端春枝さん(マイカル創業者の奥様)からある禅僧の方のお言葉の紹介もありました。
「おいしいものを求めるのではなく、今あるものをおいしく食べよう」
現実を直視し、今ある経営資源を適切に配分すること。
これが私の仕事です。