株式会社伍魚福 代表取締役社長

勉強メモ地域・社会とのかかわりについて経営について2012.06.06(Wed)2011年度関西経営品質賞報告会「経営イノベーション・フォーラム2012」

20120606kqa_forum01.JPG本日は2011年度関西経営品質賞報告会「経営イノベーション・フォーラム2012」が開催されました。
大阪市北区中ノ島の大阪国際会議場12階「特別会議場」での開催です。
伍魚福からは会長、統括会議メンバー4名、経営品質事務局の石田リーダーと私、合計7名で参加しました。
プログラムの内容は次のとおりです。
13:05 基調講演 
「なぜ社員はやるきをなくしているのか」
株式会社スコラ・コンサルト プロセスデザイナー代表 柴田 昌治 氏
14:05 トップ講演
「神戸で一番おもしろい会社を目指して」
株式会社伍魚福 代表取締役社長 山中 勧
(2011年度 関西経営品質賞奨励賞 受賞)
15:20 パネルセッション
 「組織が元気になるトップリーダーの役割とは?」
【パネラー】
株式会社伍魚福 代表取締役社長 山中 勧
株式会社ベル 代表取締役社長 奥 斗志雄 氏
(2009年度 関西経営品質賞奨励賞 受賞)
【コーディネータ】
真風マネジメントオフィス 代表 中山 眞 氏
16:40 特別講演
「100年企業への”人財共育”と風土づくり」
株式会社ねぎしフードサービス 代表取締役社長 根岸 榮治 氏
(2011年度 日本経営品質賞 受賞)
18:00 交流パーティ(立食形式)
19:30 終了
基調講演は大変勉強になりました。
私も「なぜ会社は変われないのか」、「何とか会社を変えてやろう」という著書を読ませていただいたことがあります。
柴田氏のお話で一番印象に残っているのは、リーダーシップの定義です。
「傘の骨型リーダーシップ」
判断すべきところで判断し、明確に目標を定め、指示を徹底し、部下を自在に動かし、目標を達成する。
一見正しいように見えます。
従来のイメージのリーダーシップ、強いリーダー像はこういうものだったのかもしれません。
しかし、この中の「部下を自在に動かし」という部分が実は「動かしているつもりになっている」だけであることが多いのです。
これでは、部下のやる気が出るわけがありませんね。
これに対して、
「チームワークを機能させるスポンサーシップ」
目指すものの価値・意味などを、対話を通して部下と共有しつつ問題を顕在化させ、解決し、目標に近づく。
我々TEAM GOGYOFUKUが目指しているのはこういう状態です。
その後の「トップ講演」の時間では、たまたま表彰企業が奨励賞の伍魚福1社であったことから、私に60分の時間を頂き、取組みのご紹介をさせていただくことができました。
ありがたいことです。
今回は、経営品質の取組みを通して気づいたこと、そのために行ってきた商品提案制度やTEAM GOGYOFUKU提案制度、社員面談などの取組みについて説明をさせていただきました。
旧知の方、協力企業の方、お得意先の方などの顔も見え、緊張。
20120606kqa_forum03.JPG私の話の後は、2009年度関西経営品質賞奨励賞のビルメンテナンス会社「ベル」の奥社長とのパネルディスカッションです。
奥社長は、脱サラをして自ら創業した創業社長です。
熱い思いに圧倒されます。
司会は元パナソニックの中山さん。
「社員重視」を目指した理由、どんな組織の姿を目指すのか、そのためにどのようにリーダーシップを変化させてきたか、などについて、私の考え方を説明させていただきました。
最後の特別講演では、2011年度日本経営品質賞を受賞されたねぎしフードサービスの根岸社長のお話を伺いました。
2月に開催された日本経営品質賞報告会でもお話を伺いましたが、一人ひとりのパートの方までお客様重視の精神、経営理念が浸透している素晴らしい取組みに感動。
社員もパートの方も「経営理念と私」という作文を毎年書くそうです。
一人ひとりの経営理念についての思いを共有し、社長自身も気づくことがたくさんあるそうです。
伍魚福ももっともっと頑張らねばなりません。
交流パーティでは、経営品質の同志との熱い議論も。
とても刺激的な一日となりました。
もっと高いレベルを目指して努力を続けたいと思います。
関西生産性本部並びに関西経営品質協議会の皆さんのご支援とTEAM GOGYOFUKUメンバーの頑張りに感謝。
ありがとうございました。