株式会社伍魚福 代表取締役社長

「食」全般勉強メモ商品について経営について2013.10.10(Thu)「全員がいかをさばける会社」研修(GOGYOFUKU PREMIUM研修)

20131010ika_kenshu01.JPG「いかの基礎知識」を説明する南川知久課長です。
本日は「全員がいかをさばける会社」研修。
伍魚福の人材育成スローガン「全員がいかをさばける会社」。
昨年度、「神戸で一番おもしろい会社」とは何かを社内研修で考えた際にできたスローガン(山下宏光店長発案)です。
「いかをさばける」の言葉の中には、いろんな思いが込められています。
毎日暑い日も寒い日も現場でものづくりをしていただいている協力工場の皆さんのご苦労を知り、感謝の気持ちを常に持つこと。
珍味メーカーとしていかを含む原料についての知識を持つとともに、自然の恵み、命をいただいていることへの感謝の気持ちを常に持つこと。
その上で、大変な仕事でも真摯に取り組み、周りの人と協力して仕事ができる人になりたい。
今回の研修はその実現のために企画されたものです。
20131010ika_kenshu02.JPG開催場所は、会社から徒歩5分、神戸市立地域人材支援センター(旧神戸市立二葉小学校)の調理実習室です。
本日10日午前、17日午前・午後と3回(+補習)に分けて全員が受講する計画です。
それぞれ1時間40分程度、
「いかの基礎知識講座」
「いかをさばく実習」
「さばいたいかの調理実習」
「試食会」
という内容で行います。
20131010ika_kenshu03.JPG研修の講師は、伍魚福の中で「水産学科」、「水産高校」出身のメンバーによるプロジェクトチーム。
リーダーは繁盛係の藤原英樹社員(2枚目の写真中央)です。
冒頭の「いかの基礎知識講座」は南川知久課長の担当です。
いかの種類、獲れる海域、伍魚福の商品の原料、お世話になっている工場の場所など。
チルドのナンバーワン商品である「一夜干焼いか」の工場の動画を交え、わかりやすく説明いただきました。
今回の研修には、NHK神戸放送局の皆さんが取材に来られました。
ありがとうございます。
20131010ika_kenshu04.JPGもちろん私もマイエプロン持参で参加。
いろんな工場にお邪魔していますが、実はいかをさばくのは人生初めてです。
工場では5秒で1杯、一日2万トンをさばいていただいています。すごいことですね。
慣れない手つきをテレビカメラにも映されてしまいました・・・(恥ずかしい)。
でもやってみると意外と簡単でした。
大げさですが、これからの人生(や食生活)が変わりそうな気がします。
いかにも感謝しなければなりません。
20131010ika_kenshu07.JPGさばいた後は、調理実習です。
「ピリ辛さきいか天」を作っているところです。
げその部分は「いかの甘酢足」に。
胴体部分は、「いかごろ焼」に。
さきいか天は実際に使用している衣を使います。
揚げ加減がなかなか難しいですが、揚げたてを食べると感動。
この感動をお客様にもお伝えしたいです。
20131010ika_kenshu05.JPG新入社員の井上歩社員もインタビューを受けました。
工場の皆さんへの感謝の気持ちを語ってくれていました。
「いかの甘酢足」も実際に使っている調味料を取り寄せてありますので、商品に近いものができあがり、驚きました。
いかごろをしぼり出して使った「いかごろ焼」は意外と簡単な割りに本格的な見た目に。
20131010ika_kenshu08.JPGその後、各テーブルで試食会。
とてもおいしくできあがりました。ご飯が欲しい、という声も(笑)。
わいわいと楽しくためになる時間となりました。
終了後のアンケートには、今まで受けた研修の中で一番、という声も。
女性陣の中にもいかをさばいたことがない方も多く、また家でやってみたいとの声が。
NHKの記者の方もやってみたいとの感想をもらされていました。
20131010ika_kenshu06.JPG今回の準備にあたってくれたプロジェクトメンバーです(本日は、藤原雅弘社員は、内勤担当で写っていません)。
リーダーの藤原英樹社員、メンバーの南川知久課長、佐藤文彦社員、矢引幸二社員、藤原雅弘社員、都知道社員、素晴らしい準備と設営ありがとうございました。
17日もよろしくお願いします。
17日の研修へ参加予定の皆さん、お楽しみに。
追伸:10月10日18:10からのNHK「ニュースKOBE発」、20:45からの地域のニュースと2回放送いただきました。NHK神戸放送局の皆さん、ありがとうございました!