株式会社伍魚福 代表取締役社長

お得意先さまについて地域・社会とのかかわりについて経営について2013.09.18(Wed)新日本スーパーマーケット協会全国大会「神戸大会」に出展

20130918smtaikai01.JPG一般社団法人新日本スーパーマーケット協会の第3回全国大会神戸大会、記念式典と講演会、懇親会が神戸ポートピアホテルで開催されました。
伍魚福は会員ではありませんが、2000年から「スーパーマーケットトレードショー」に出展している関係でのご縁もあり、「神戸の歴史と食文化」のコーナーに協賛、出展させていただきました。
20130918smtaikai04.JPG食品業界についての歴史年表が大きく飾られ、昭和30年に伍魚福の設立につい掲示いただきました。
今回の掲示のためにまとめたものが次の文章です。
当社は創業家である山中家が江戸時代より京都府南部、宇治田原町において営んでいた製茶業「山中碧翠園(へきすいえん)」を前身とします。
昭和10年代に現社長の祖父、山中正親が神戸でスルメの加工業を創業しましたが、戦争前後の混乱もあり倒産。昭和28年にその息子、直次郎(初代社長)、勉(現会長)兄弟で再創業、昭和30年4月1日に有限会社五魚福として設立したのが現在の伍魚福です。
当初、いか製品、魚介類の製造加工品の販売を中心としてきましたが、「酒の肴」としての味にこだわったドライ珍味の商品開発・品揃えにより酒販店への販路開発に成功、全国の有力酒類問屋と特約契約を結ぶことにより徐々に売上規模が拡大、昭和45年1月8日株式会社伍魚福に改組いたしました。
昭和46年には、いかなごの「くぎ煮」(登録商標)を商品化、牛肉の佃煮などとともに神戸の特産品として、国鉄(現JR)の三宮駅・新神戸駅、大阪国際空港(伊丹)、など各有名店で販売されるようになりました。
平成元年に開発したチルド珍味「酒の肴・全国津々浦々」シリーズは、水産製品、練製品、畜産製品、チーズ製品、など部門の垣根を越えた品揃えが好評を博し、全国の有力酒販店へ販路を拡大することができました。
平成12年には「スーパーマーケットトレードショー」に出展、スーパー業界への提案をスタート。現在では全国約4000店舗以上のスーパー・酒専門店で伍魚福のチルド珍味コーナーを設置いただいています。
平成25年3月には、阪神百貨店梅田本店に直営店を開設、売場作りのノウハウを蓄積し、既存のお得意先に更にお役に立つことを目指しています。
ターゲット顧客「酒と食に好奇心旺盛な方」のご期待に応えるため、常にチャレンジを行い、消費者に、またお得意先に喜んでいただける企業づくりをめざしています。
あらためてまとめる良い機会となりました。
20130918smtaikai02.JPG懇親会用のブースです。
早い時間から、「神戸の歴史と食文化」コーナーには、スーパー各社の経営者の皆さんが来られ、熱心にご覧になっていました。
試食ブースではさきいか天と一夜干焼いかの食べ比べをしていただきました。
私も伍魚福のお得意先を中心にたくさんの方にご挨拶と、普段お世話になっているお礼をさせていただくことができました。
記念講演は、流通科学大学の石井淳蔵学長です。
ジャズや歌のライブの後、懇親会。
20130918smtaikai03.JPG1000名を超えるお客様が全国から来られていました。
協会の正会員の小売業の皆さんに加え、メーカーや問屋など賛助会員もたくさんこられており、旧知の方も多数おられました。
協会の皆さんとのご縁に感謝。
ありがとうございました。