株式会社伍魚福 代表取締役社長
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くぎ煮資料室商品について地域・社会とのかかわりについて経営について2014.05.03(Sat)「ふるせのくぎ煮」を駒林神社例祭に奉納
近日発売予定のいかなごの2年魚(親魚)である「ふるせ」の「くぎ煮」です。
今年はテストで300パック限定で製造しました。
限定で発売し、お客様のご評価を元に来年以降も製造を検討しています。
いかなごのくぎ煮コンテストに応募いただいた婦人会連合会の友光喜代子さんから長田では昔はふるせのくぎ煮が普通だったと教えていただいたことがあります。
駒ヶ林漁業会の前の会長さんから伺った話では、神戸市長田区の駒ヶ林漁港のいかなご漁は底引き網を用いていたため「ふるせ漁」が中心だったそうです。
まだ発売していないのですが、本日、駒林神社の例祭に奉納、参列された約70名に試食いただきました。
地元の皆さんも口々に「懐かしい」とおっしゃっていました。
家で炊いていたものはもう少し薄味だったそうです。
この例祭への奉納の件は、昨日の神戸新聞朝刊の地域面(神戸)にも大きく取り上げていただきました。
例祭の記念品にも採用いただき、私も参列したのでひとつ頂きました。
魚が大きい分、脂が乗っていてとてもおいしいです。
赤い衣装の方が駒林神社の中山宮司です。
昨年10月に「いかなごのくぎ煮発祥の地」の石碑を駒林神社の大鳥居前に建てさせていただいたご縁で今回の奉納となりました。
中山宮司からは地元駒ヶ林の名物として、全国に広めたいという、ありがたいお言葉も頂きました。
例祭の最後には私も一言ご挨拶。
これからも地域の皆さんとともに「いかなごのくぎ煮」を盛り上げていきたいですね。
例祭終了後の記念撮影。
地元の方からは昭和30年ごろに「ふるせ」を煮て油をとる工場ができたが、ふるせが取れなくなり2年くらいで閉鎖された、という貴重な証言も頂きました。
まだまだ知らないことがたくさんありそうです。奥が深いです。
今後も地元の皆さんとのご縁を大切にしていきたいと考えています。