株式会社伍魚福 代表取締役社長
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出張先より商品について地域・社会とのかかわりについて経営について2015.07.16(Thu)ダイオウイカ乾燥標本(スルメ)製造第1日目その2(洗浄・計量・乾燥)
内臓がとれましたので、ホースの水で洗浄します。
だんだんスルメの原料らしくなってきました。
洗浄して、伸ばしたあと、計量。
長さは3m、胴体部分が1.3m、重量は約40kg。
ダイオウイカとしては小ぶりな個体とはいえ、大きいです。
燻製も作っている工場の乾燥機にかけるため、網を載せた台車にダイオウイカを載せます。
胴体と足が離れてしまわないように慎重に、2人がかりで行います。
台車に載せ、乾燥機の中へ。
温風での乾燥をスタート。
どれくらいの時間がかかるのかは、まだわかりません。
イカの状態を見ながら何日かかけて乾燥させます。
今回は乾燥標本ということですので、そのまま展示されても腐ったり、カビが生えたりしないような水分値まで落とす必要があります。
足の根元の太い部分と、薄い耳の部分など部位によって厚みの差も激しく、加減が難しいようです。
また、伸ばした状態で乾燥させるため、場所を取るのも難点です。
工場の責任者の方も楽しそうに今回の作業に当たっていただけていたのがうれしいです。
何とか無事スルメ、いえ乾燥標本が完成することを目指します。
完成したらどうやって神戸まで持ってくるかもこれから考えなければなりません。
協力いただいた工場の現場の皆さんに感謝です。
完成までよろしくお願いします!