株式会社伍魚福 代表取締役社長
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経営について2020.02.07(Fri)2020年度経営計画発表会、永年勤続表彰
本日15時から2020年度の経営計画発表会を開催しました。
今年のスローガンは「社会のお役にたつヒット商品を生み出そう!」です。
伍魚福の理想である、伍魚福エンターテイニングスパイラル。これを着実に回すため、今年は商品開発体制を強化します。これは、お客様や協力企業にとっての「おもしろさ」をもっと大きくしていく、という意味です。
お客様の「おもしろさ」の中には、「すばらしくおいしい」ことに加えて、社会に役立つことが求められる時代でもあります。「SDGs」(持続可能な開発目標)の視点です。
「SDGs」は2015年9月の国連サミットで採択された「誰一人取り残さない」持続可能な社会の実現のための2030年を期限とする17の国際目標です。貧困、飢餓、保健、教育、ジェンダー、水・衛生、エネルギー、成長・雇用、イノベーション、不平等、都市、生産・消費、気候変動、海洋資源、陸上資源、平和、実施手段、という17項目についての目標が定められています。全ての国、全ての関係者が役割を果たしながら持続可能な社会を実現しよう、というものです。
我々も社会の一員であり、社会のお役に立たなければ存続できません。
経営学者のドラッカーはこう言っています。
「企業は、社会や経済の許しがあって存在しているのであり、社会と経済が、その企業が有用かつ生産的な仕事をしていると見なすかぎりにおいて、その存続を許されているにすぎない。」
(「【エッセンシャル版】マネジメント基本と原則」 P.F.ドラッカー著 上田惇生編訳)
実は伍魚福も社会のお役に立てていたから今まで存続してこれたのです。
そういう意味では、まったく新しいことを始めるのではなく、きちんと仕事の意味合いを考え、SDGsの視点で再定義をするとともに、その社会へのお役立ちをさらに強化していけば良いのです。
というような話をさせていただきました。
そのあと、各部門の統括、統括補佐、責任者から各組織の目標を説明してもらいました。
全員が真剣に考え、まとめてくれた内容は大変聞き応えがありました。
18時からは、懇親会です。
品質保証チームの津村和幸社員が司会です。
冒頭の挨拶では、伍魚福の仕事はバトンリレーである、という話をさせていただきました。
繁盛係(営業)がお客様から受けた注文というバトンを顧客対応チームに渡し、そのバトンを物流センターが受けてお客様に出荷する。
そのバトンのやり取りのすべてのバックグラウンドとして、情報システムチームが支えます。
出荷がきちんとできるためには、生産管理チームが協力工場の皆さんとバトンのやり取りをします。
出荷された売上データというバトンは、経理チームが受け、お得意先との間でお金というバトンをやり取りします。
こんな商品が欲しい、というお客様からのバトンを繁盛係が受け、商品企画チームに渡す。
商品企画チームは、商品コンセプトという形にバトンを仕上げ、商品開発チームに渡します。
商品開発チームは協力工場の皆さんとバトンのやり取りをしながら仕上げます。
そしてそのバトンが商品プレゼンで社内共有され、繁盛係がお得意先に渡します。
書くとキリがありませんが、たくさんのバトンが社内でやり取りされ、伍魚福の仕事になるのです。
私は、そのバトンのやりとりがスムーズに行われ、最終の消費者の皆さんの笑顔につながるようにするためグラウンドを整備したり、ランナーに補給をしたり、応援をする役割、といえますね。
新年度から商品企画チームに異動する児島豊課長の乾杯の発声で懇親会スタート。
4月に入社予定の内定者も出席(1名病欠)。
近況報告をしていただきました。
そして、恒例の永年勤続表彰です。
本日の大トリは、勤続35年の矢引幸二社員です。
35年前は、まだ生まれていなかったメンバーもいます。
永年の勤務に感謝です。
会長、常務から矢引社員のエピソードを紹介してもらいました。
3月から始まる新年度に向け、TEAM GOGYOFUKU全員で努力をいたします。
本年度もよろしくお願いいたします。